2010年10月13日

休憩時間は必要?

Q.私は早く帰りたいので、「休憩時間はいらない」と言ったのですが、
  会社に聞いてもらえません。休憩時間はとらないといけないのですか?



A.雇い主は、6時間を超えて労働者を使用する場合、
  途中に休憩時間を与えなければなりません。
  たとえ、労働者が「いらない」と言っている場合であっても同様です。
  また、休憩時間中に仕事をして休憩できなかった場合、
  その時間は労働時間として扱われます。



休憩時間とは、労働者が労働の義務から解放される時間のことをいいます。

雇い主は、1日の労働時間が6時間を超える場合には、
その途中に少なくとも45分間の休憩時間を、
8時間を超える場合には、少なくとも1時間の休憩時間を、
労働者に与えなければなりません。

1日の労働時間が6時間以下なら、労働者に休憩時間を与える義務はありません。
ただし、労働時間が6時間を超える場合は45分、
8時間を超える場合は1時間というのは、最低限与えなければならない時間ですから、
雇い主の判断で、それを超える休憩時間を与えることもできます。

休憩時間は労働時間の途中であれば、どこで与えてもいいですし、
分割して与えることもできます。


休憩は、労働者の心身の負担を緩和するためだけでなく、
その後の業務を能率的に実行できるようにする目的もあります。
法律上の最低限の休憩時間は、たとえ労働者がいらないといっても、
付与しなければ、会社は法違反の責任を問われます。
  
タグ :休憩時間


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 08:00Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

2010年10月11日

11/15(月)第6回若者キャリア支援ネット@勉強会




11/15(月)第6回若者キャリア支援ネット@勉強会
*11月は「樹の会」さんとの合同開催です。
http://www.itukinokai.com/index.html



【テーマ】 企業から見た若者の「雇用」と「未来」

・播磨地域の企業の経営環境、雇用情勢や、
 企業側が若者に求める人材像について
・就職情報サイト「STEP HARIMA」の取組みについて


【講師】 姫路経営者協会 専務理事 村瀬利浩 氏
 http://www.h-keikyo.gr.jp/

【参加資料代】 1,000円
【時間】 19:10~20:40  
【会場】 イーグレひめじ セミナー室 C 


☆メーリングリスト登録会員以外の方は、
お申込みはこちらから♪

☆初めての方は
「若者キャリア支援ネットとは」をご覧ください♪

☆若者を育てることに興味がある方は幅広く募集しておりますが、
有志の勉強会のため、趣旨をご理解頂けない方や
営業目的を主とした方の参加はご遠慮願います。


*12月の予定

12月18日(土)
「國分康孝先生の面談ロールプレイングDVD上映会&振り返り」

Chapter1 : 「転職を希望する会社員」+振り返り
Chapter2 : 「進路先が定まらず悩む学生」+振り返り
Chapter3 : 「認めてもらえない、と訴える会社員」+振り返り

解説
「面接場面で必要なスキルとプロセス」

時間:13:30~16:30

*終了後、懇親会を予定しています。
*その他詳細は、11月終了後、改めて掲載します。 







  


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 21:48Comments(0)今後の開催予定

2010年10月06日

始業時刻前のミーティングは労働時間?

Q.始業時刻前に開かれるミーティングに必ず出席するように
  上司から言われているのですが、参加してもミーティングの時間分の
  給料を支払ってくれません。これって法律違反じゃないんですか?





A.ミーティングへの出席が義務付けられていれば、
  労働時間となりますので、その分の賃金は請求することができます。


 労働時間としてカウントされるのは、
 雇い主の指揮・命令の下に置かれている時間です。
 
 具体的には次のような場合は、労働時間にあたるとされています。

(1)作業と作業の間の手待時間
   (昼休みの電話当番で電話を受けていない時間など)
(2)作業開始前のミーティング、交代制勤務の場合の引継ぎ時間
(3)作業服への着替え時間
   (業務の準備行為として行うことが義務付けられている場合)
(4)作業前の準備、作業後の後始末・掃除(使用者の指示がある場合)
(5)仮眠時間(警報や電話などの対応があるなどその場での労働から
        離れることができない場合)
(6)研修への参加時間(不参加による不利益取扱いがあり、
            出席が強制されている場合)


  
タグ :労働時間


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 09:00Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

2010年09月29日

第5回勉強会@事例検討「やる気がない若者が意欲をもった事例」

9月27日(月)19:00~
第5回勉強会@事例検討会を実施しました。


やる気がない若者が意欲を持った事例。

上司とぶつかって退職したその後・・・
どうなっていったのか?






企業の方から、どうやって若者と接したら
やる気がでるのかという相談をよくうかがいますが


若者本人が、なんらかの会話をしてきた段階で、
こちらの対応ひとつで結果は大きく変わります。







今回のポイントは、
「質問には必ず意図がある」

意図を持って質問できていますか?


当たり前のことですが、これがなかなかうまくいきません。


例えば、話を聞く側は
ついつい「なぜ?」を繰り返してしまいがちです。

特に、上司と部下や、親子など
上下関係が明確な場合、それは顕著です。

確かに掘り下げることで進むこともありますが、
時と場合、状況、その人、方法にもよります。


「自分が知りたい情報をとろうとしているだけのか、
本当に相手のことを思い、相手にとって必要な質問なのか?」


自分が知りたいことと、
相手にとって必要な質問は違うということです。



「相談してくる」「会話をする」「聞いてくる」

それだけでも、その若者はある意味、
解決に向けて自主的に動いている。

その前向きな気持ちに光をあてて、
しっかり支援していこうと思います。




色んな背景の色んな人との意見交換は、
とても参考になりました。



10月は諸事情により、お休みです。
11月は外部講師をお招きする予定。
改めて告知します。  
タグ :事例検討


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 10:25Comments(0)開催報告

2010年09月22日

採用時の労働条件は書面でもらうべきですか?

Q.採用のときに、「労働条件が記載されている書類がほしい」と
  言ったのですが、もらえませんでした。
  もらっておかなくてもよいのでしょうか?



A.労働契約を結ぶときは、会社は一定の労働条件が記載された書面を
  労働者に交付しなければなりません。トラブル防止のために、
  採用のときに、必ず書面で交付してもらうようにしましょう。



 労働契約は、書面を作っていなくても有効ですが、いったん定められた
労働契約は、雇い主も労働者も守らなければなりません。
 しかし、
どのような契約で結んだのかをしっかり目に見える形にしておかないと、
お互いの思い違いや、後になって言った・言わないといったトラブルが
起こることが十分に考えられます。
 また、お互いの言い分が異なれば、裁判所や行政機関も、
トラブルを解決するための正確な判断をしにくくなってしまいます。
 そのため、雇い主にとっても、労働者にとっても、
労働契約の内容を書面にして残しておくことは、後のトラブルを防止し、
あるいはトラブルが起こったときに正しい解決をするために、
とても重要なことなのです。


このようなトラブルを回避するために、
会社は採用のときに、次の事項について記載した書面を、
労働者に交付しなければならないこととなっています。
この義務に違反した雇い主には、
最高で30万円以下の罰金が課せられています。

(1)契約期間はあるのか?ないのか?
(2)仕事を行う場所はどこか?仕事の内容は?
(3)始業・終業時刻、休憩時間は何時からか?
  休日・休暇はいつなのか?交替勤務制なのか?
(4)給料の金額はいくらなのか?給料の計算・支払方法は?
  給料の締め日・支払日は?
(5)定年は何歳か?退職するときの手続は?
  どのような場合、解雇される可能性があるのか?

なお、正社員よりも所定勤務時間の短い労働者(パートなど)を
採用する場合には、昇給・退職金・ボーナスの有無についても
明示することが義務付けられています。

採用のときには、労働条件が記載されている書面をもらうことを
忘れないようにしましょう。
また、書面は後でトラブルになったときに、
大事な証拠となることがあるので、働き始めた後も、
しっかりと保管しておきましょう。

  


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 08:00Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

2010年09月20日

博士が100人いる村

週末、ポスドクの仕事と課題というテーマで
勉強会に出席してきました。


大変充実した内容でしたが
衝撃の事実も。。。。。
日本のトップレベルの頭脳を持つポスドクが
実は100人中8人が死亡か所在不明だそうです。


詳しくは・・・
博士が100人いる村↓
http://www.youtube.com/watch?v=Liw1-Zjd-zo



ただの進路先の未確認が多いとは思いますが、
特に課題なのがバイオ系の研究職。
国もこぞってバイオ産業の人材育成をうたい、
博士増加に大学も取り組んできたのに、
進路が不安定なポスドクが非常に多いのが現実のようです。


おくねえも、就職活動で苦戦している方と面談しますが、
非常に真面目でコツコツ頑張る方が多いです。
また、国立大学のM1もこの先どうするか、ということで
悩んでいる学生が多いです。


ポスドクは、すべてストレートで進んだとしても28歳。
その年齢で大学しか知らない、社会を知らないのは
企業として使いにくいのは事実かもしれません。

でも、非常に優秀で研究に打ち込んできた人が
進路がないというのはやはり勿体ない。
逆にチャンスだと考えて、企業もポスドクの活用を
考えていただければと思いました。
  


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 22:13Comments(0)☆情報集

2010年09月17日

労働契約内容を変更するには?

Q.先月、労働契約を結びましたが、「今月から給料の金額を下げる」と言われました。
拒否したら、もう働けないのでしょうか?



A.いったん労働契約が成立したら、その内容を勝手に変えることはできません。
労働契約で、給料の額や出勤日・出勤時間、担当する仕事、働く期間などの
労働条件が決まっていれば、労働者も会社も、その条件を一方的に
変えることはできないのが原則です。

もし、労働契約で決められている労働条件を変更したければ、
相手にお願いして、契約内容を変更することに同意してもらわなければなりません。
同意がなければ、従前の労働条件で仕事をすることになります。

したがって、働き始めた後で、労働条件について、
労働者と会社で意見の違いやトラブルが発生したときには、
労働契約でどのように決まっていたかということが、とても重要になるのです。

最初の契約で給料の額が決められていたのであれば、
変更する必要が会社側にあるからといって、勝手に変えられるものではありません。

たとえ、契約と違う指示を労働者が拒否したとしても、
契約に違反しているわけではないため、懲戒処分や解雇をする理由にもなりません。


最初の契約を変更する必要があるのであれば、会社は労働者の事情も考慮しつつ、
変更を受け入れてもらえるよう十分話し合うとともに、
変更できなければ、他の方法も検討すべきでしょう。


  
タグ :労働契約


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 20:34Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

2010年09月08日

労働契約とは?

Q.採用の時に、担当者から説明されたシフトとは全く異なる勤務時間帯を、
 配属先の責任者から指示されたのですが、従わなければならないでしょうか?



A.採用が決まるということは、法律的には会社と労働契約を結ぶことです。
 契約で決めたことは、会社も労働者も守らなければなりません。
 契約内容の変更をしない限り、
 採用の際に決めた勤務時間が適用されることになります。


  私たちが、他の誰かとモノやサービスを取引するときには、
 いくらで、どのような条件で取引するのかという約束をします。
  この約束が「契約」です。
 契約書を作らずに、こうしよう、ああしようと口約束しただけでも、
 もちろん契約は成立します。
  契約が成立すれば、お互いにその内容を守らなければなりません。
  もし、相手が契約に違反したら、守るように求めたり、
 違反によって発生した損害の賠償を請求したりすることができますし、
 逆に自分が違反すれば、相手から契約を守るよう求められたり、
 損害賠償を請求されたりします。

  これと同じように、働いて給料をもらうという約束も、「契約」です。
 他人の指揮の下で働き、それによって給料を得る契約を「労働契約」といいます。
 労働契約を結ぶと、労働者として法律による特別な保護を受けることが
 できるようになります。

 
  ここで注意しなければならないのが、
 「業務請負契約」や「業務委託契約」などです。
 これらの契約は、個人事業主となって、他人の指揮を受けずに
 仕事をする内容の契約で、労働契約ではありません。
  そのため、労働者を保護する法律の適用はなく、後になって、
 『自分では労働者だと思っていたけど、会社から「あなたは、個人事業主だから
 雇用保険、健康保険、厚生年金保険に入れないし、仮に解雇しても
 保護されませんよ。」と言われた。』
 といったトラブルが発生する可能性が十分にあるのです。
  なお、契約書などに会社からもらった書類に「請負」や「委託」と
 表示されていたとしても、他人の指揮の下で働いていれば、
 「労働契約」になりますが、証明することが難しいケースもありますので
 注意が必要です。


  採用の際には、自分が結ぶ契約がどのような種類のものなのか、
 会社から渡される書類にはどのように記載されているのかを、必ず確認しましょう。

  
タグ :労働契約


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 22:27Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

2010年09月07日

ぐれっちの時々名言マラソン⑦



達観すれば苦楽は一体。

事に臨んで狭い視野で苦労を判断し、

大切な機会を逃さないことが肝要である。

(井原隆一)





苦しみの中にいるときは、
出口が見えずその苦しみから逃れることだけを
考えようとしてしまう。
苦しみは逃げるとついてくる。

幼稚園の時に犬にかまれて、
ずっと犬が恐かったから、
逃げたらよく追いかけられた。
逃げている時は心にまったく余裕がないから、
恐い、苦しい思いだけが頭の中にあった。

思い切って苦しみを迎えに行くと
そこに楽しさを見つけたりする。
苦中楽、楽中苦、苦しさの中に楽しさがあり、
楽しさの中に苦しさがある。
両者は一体だ。

心を落ち着けて、
狭まっているかもしれない視野を広げてみよう。
苦しさの中に楽しさを発見する手がかりが必ずある。

今日も中庸の精神で視野を広く保って、
チャンスを手にしていきましょう。
  


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 17:20Comments(0)人事ぐれっちの名言マラソン

2010年09月05日

非正社員の6割正社員になれず

厚生労働省は2日、
2009年の若年者雇用実態調査を発表した。

学校卒業後に非正社員として就職した人のうち6割は、
その後も非正社員として働いていることが分かった。

対象は15~34歳の労働者。
5人以上の従業員のいる9457事業所と、
それらの事業所で働く1万5124人が答えた。
昨年10月~11月に実施した。

労働者には、学校卒業後1年間の状況と
現在の就業形態を聞いた。
卒業後に「正社員として就職した」は71.2%、
「正社員以外として就職した」は22.9%、
「無業だった」は5.2%。

「正社員以外として就職」のうち、
現在も正社員以外の人は64.7%にのぼる。

男性は54.4%、女性は72.9%。
年齢別では、15~19歳が88.7%、20~24歳が79.6%、
25~29歳が61.3%、30~34歳で52.8%だった。

卒業後の若者調査
(2010年9月3日金曜日、朝日新聞朝刊より引用)



高校生や学生、若者へのガイダンスで
よく出てくるデータが今回発表された。

みんな「フリーターにはなりたくない」という。

フリーターやニートになりたくない、
なってはいけないとも分かっている。

でも、就職氷河期だった時代、
正社員になることがとても難しかった時代があったのも事実。


選ばなければ仕事はあるという考え方もあるが、
一旦就職してしまうとそんな簡単には辞めれない。
ひどい会社も沢山ある現代、そう簡単にはいかない。

今年もまた、正社員になれなかった若者が増えるかもしれない。


それでも、リベンジできる世の中であってほしい。
いや、そうなるべきだと思う。
  


Posted by ひめじキャリア勉強会  at 15:21Comments(0)☆情報集