2010年02月24日

内定辞退は法的に問題ありますか?

Q.私は、複数社から内定をもらっているのですが、
  内定を辞退することについて、法的に問題はありますか?




法的には、問題ありません。

労働契約関係が成立した後でも、
労働者は労働契約をいつでも解約することができます。

原則として、期間の定めのない雇用契約は、
2週間の予告をすれば、いつでも解約することができます。(民法627条1項)

つまり、労働者の辞職の自由は最大限保障されており、
内定段階についても同様のことがいえます。


ただし、1社に絞り込むために、入社ギリギリまで引き延ばして、
残りの会社を辞退するという行為は、会社に迷惑がかかることですので、
望ましいことではありません。

また、そのような行為によって、実際に会社に損害をもたらした場合は、
辞退者に対して賠償責任(民法709条)が認められる可能性もありますので、
慎重に考えることは大切ですが、社会のルールとして、
できるだけ迷惑となる行為は避けた方がよいでしょう。



タグ :内定辞退

同じカテゴリー(社労士和田健の若者労務ステーション)の記事
 採用担当者のホンネ(中途採用実態調査) (2011-02-11 19:49)
 割増賃金ってどんなときにもらえる? (2010-10-29 23:52)
 有給休暇はどうやって取る? (2010-10-23 15:18)
 休憩時間は必要? (2010-10-13 08:00)
 始業時刻前のミーティングは労働時間? (2010-10-06 09:00)
 採用時の労働条件は書面でもらうべきですか? (2010-09-22 08:00)

Posted by ひめじキャリア勉強会  at 22:31 │Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。