2010年02月17日

<就活>廃止論

昨今の不安定な経済情勢も手伝ってか
企業側は採用を手控える傾向にあります。
就職先がなかなか決まらない親子さんの声も聞こえてきます。

このような中、本日は、就職活動中の学生さんはもちろん、
採用担当者側の方や採用を支援される方にも参考になる本がありましたので
ご紹介させて頂きます。


『学生の就職支援と企業の採用支援を行う(株)ジョブウェブの社長、
佐藤孝治さんによる「<就活>廃止論」』


現在の就職活動と採用活動に疑問を持った著者が、
新しい時代の採用活動を提案している本ですが、
学生さんに参考になりそうな点をピックアップしてみました。


●「いい人材」は全体の5%

学生が就職活動に苦戦している理由は、
新卒学生に対する求人が少ないからではない。
企業が採りたいと思う学生が少ないからである。

世の中の平均値が売り手市場であろうと買い手市場であろうと、
常に素晴らしい人材を惹きつけて採用し続けている会社が存在する。
同じく、世の中の平均値が売り手市場であろうと買い手市場であろうと、
常に多くの企業から来てほしいと言われる学生が存在している。

(参考)
第26回ワークス大卒求人倍率調査(2010年卒)


●就職活動には<ステップ0>がある

いわゆる就職活動のイロハとされる自己分析とか、
エントリーシートの作成とかいった具体的な活動を<ステップ1>とすれば、
それを始める以前の「経験と学びによって人間として力を高める」という
段階が<ステップ0>である。

●企業が思わず「採用したい」と感じる人材

「お客様を幸せにする付加価値を生み出し、利益をあげることに貢献できる人」

企業が求める人材は、「自分で考えて行動できる人」
・自分の頭で考えて行動できる人
・地頭がよくて頭の回転が速い人
・クリティカルシンキングができる人
・クリエイティビティの高い人
・ものごとを正しく理解し、見透す力がある人
・ものごとをよく考えており、自分なりに意見をもっている人

「コミュニケーション能力の高い人」
・人の話を聞き、自分の経験と知識を踏まえて、的確に質問ができる人
・自分と他者の感情を知覚し、自分の感情をコントロールできる人
・自分に自身を持っていながら謙虚さが感じられる人
・心に秘めた志があり、愛嬌がある人
・ホスピタリティーが高い人


企業が求める人材の共通点を知ることができる指標として
活用してみては?
<参考>
厚生労働省 就職基礎能力


●出現率5%の優秀人材になる方法

PDCAを常に繰り返し、自分の行動原理を明確にする。

PLAN:こうしてみようと考える(仮説をたてる)
DO:やってみました(実際に行動する)
CHECK:結果はどうなった?(結果の検討)
ACTION:じゃあ、こう変えてみよう(改善)


就職活動とは、うまく活用すれば
短期間で人間的に大きく成長することができる素晴らしい機会である。




タグ :就職活動

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Posted by ひめじキャリア勉強会  at 08:00 │Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

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