2010年01月20日

採用担当者1,000人調査「2010年採用のポイント」

厚生労働省と文部科学省は、
平成22年3月大学等卒業予定者の就職内定状況等を調査し、
平成21年12月1日現在の状況をとりまとめました。


この資料によると、
大学の就職内定率は全体で73.1%となり、
調査開始以来、過去最低となりました。
(高校新卒者の就職内定率:68.1%


今日の厳しい経済情勢によって、
多くの企業が採用を控えていることがよく分かります。


では、このような中、
現在、企業の人事・採用担当者は採用・教育に関して
どのような点に関心があるのでしょうか?


(株)インテリジェンスが全国の採用担当者1,000人に
インターネットリサーチをしたところ、

1位:より良い人材を採る方法(57.4%)
2位:人件費について(49.8%)
3位 従業員全体のモチベーションUP(46.8%)
4位 従業員全体のスキルUP(39.4%)
5位 リーダー層の育成(39.1%)
6位 従業員の育成方法(38.7%)



(採用担当者の主なコメント)

「人件費の関係で、質の良い採用を行い
少数精鋭での運用を行わないと厳しい」

「人件費の削減を余儀なくされる中、
採用の量を抑制しつつ人材を育成する手腕が問われている」

「即戦力で正社員に準じたレベルの仕事をしてもらいたいが、
応募者の意向との間に潜在的なギャップを感じる」

「優秀な有資格者をどう確保するかが、今後の課題」

「当社の社風に共感できる人を採用し、
教育に力を入れることで業績UPを図る」

「今はスキルがなくても、仕事を通して
自己を高めようとする目的意識や意欲のある人を採用し、
長期的に雇用したいと思っている」など。

2007-08年に目立った
「より多く」「より早く」といった要望よりも
「より良い人材」といった質を求めるニーズが
高まったといえます。


採用者側は、応募者に対して
「具体的にどのような仕事をしてもらいたいのか?」
「具体的にどのような経験や資格を必要としているのか?」
「具体的にどのような人材がほしいのか?」などについて
より明確にすることが大きなポイントと考えられます。


そして、3位~6位はすべて教育関連が占めていることから、
積極的な人材教育・育成のチャンスと前向きに捉えている
担当者も少なくないようです。



【参考リンク】
厚生労働省
平成21年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査
平成21年度高校・中学新卒者の就職内定状況等
㈱インテリジェンス(アンレポート)


タグ :2010年採用

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Posted by ひめじキャリア勉強会  at 22:27 │Comments(0)社労士和田健の若者労務ステーション

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